HANA

さてさて、通信では音響カプラに始まり(もっと前が有ったかも・・)モデム〜ISDN〜ADSL〜光ファイバー!!
パソコンの記憶媒体では、データーレコーダー(カセットテープ)に始まりフロッピー〜HD〜CD−ROM〜とにかくいろいろ!!
他のハード面でも、この20年位の間に驚くべき進化を遂げました(当たり前のこと大袈裟に言うなって・・・・)
昔は現在のように”パソコン”と呼ばれる物はなく、コンピューターと言えば やたらと大きな物だったんですが そっちの話は置いときましょう。
私が初めてパソコンを触ったのは、高校一年の時でした。その名を シャープの”MZ−80K(知ってる人が居るだろうか・・・・) 色は1色のみ、音無し、グラフィック使用不可(テキストのみです)と言うような性能でした
その当時、世間では”マイコンブーム”なるものが起こり始めていて、その火付け役となったのは NECの”PC−8001(この頃からNECは強かった) スペックは、CPUに”Z80A” 色が8色、音は ”ビー”と”ピー”(だったかな?(^^;)、グラフィックは”320*200”、メモリ”32K”(メガじゃないっすよ)、と言う当時では 画期的?な物でした
ブームに乗って あらゆるメーカーからいろんなパソコンが出ました(まさに戦国時代で、機種が違えばソフトも使えない!)
DOS/VやMAC以外で 当時以降発売されたパソコン(記憶に有る分だけ)
PC8001/8001mk2/8001mk2SR/PC-8801/8801mk2/8801mk2SR/PC-6001/6001mk2
6001mk2SR/PC-6601/6601mk2/6601mk2SR/PC-100/PC9001/PC9801シリーズ
PC9821シリーズ/FM-7/newFM-7/FM-77/FM-77AV/FM-TOWNS/ MZ-2000
MZ-2200/X1/X1-ターボ/X68000シリーズ/パソピア/パソピア-7/FP-1000/FP-1100
コモドール64/ぴゆう太/ありが1000/ありが2000/テラドライブ/MZ-700/MSX/MSX2
MSXプラス/MSXターボR/他にも有るけど思い出せません・・・・・

私もブームに乗り遅れまいとパソコンを購入したわけですが、買ったのが カシオの”FP-1100” 新聞の安売り広告に飛びついて、何も考えずに買ってしまいました・・
グラフィックは640*200と高性能だったんですが、処理能力が他と比べて圧倒的に遅かった
当然人気のない機種だったので、雑誌を見てもソフトがほとんど出ていないのが現状で ”パックマン”8001用、FM-TOWN用とか言う記事を、恨めしそうに読んでいた事を思い出します(笑)
そんな中でも楽しみだったのは、今でも発売中の”マイコンBASICマガジン"でした
その当時の”BASICマガジン”には(今でも?)機種別に ユーザー投稿のゲームプログラムが載っていて マイナーな私のFP-1100用のプログラムも例外なく載っていました(今思うと全然面白くないゲームだが・・当時は楽しかった) 中には投稿の常連さんもいて、”ビー”と”ピー”の組み合わせだけで”ドレミファソラシド”の音を出したり 他の機種のプログラムを自分の機種専用に改造(移植板として掲載されていた)するような人がいて そんな記事を読んでるだけでも勉強になったもんです。(ドクターD と 影さんの評価も見逃せなかった)
そんな中でしばらくたって、戦乱の世をまとめあげるべく ”織・・”いや”MSX"と言うものが出現!
単純に言ってしまうと、各メーカにおいて規格を統一してソフト面の問題を解決しようとしたわけです。
つまり、ソニーのパソコンでも 松下電器のパソコンでも ”MSX”規格であれば同じソフトが使える訳です。 いまのWINDOWSにちょっと似てますねー(全然違う?(^^;)
機能は低めでしたが、値段が安く ゲームに適した機能(スプライト機能)を持っていたため、凄いスピードで普及して ソフトの方も沢山発売されました
もちろん私も ”MSX”を購入、日立のHIと言うやつでした。
”MSX”にはROMカードリッジの差込口(ファミコンの差込と同じようなもの)が付いていて 当時ファミコンで スーパーマリオ が流行っていたため、友達がファミコンのソフトだけ持ってきて 私の”MSX"に無理やり差し込もうとし、入らんぞー!と叫んでいました(入ったとしても当然動かない・・)
またゲームをプレイする時は、スペースキーとカーソルキーが主だったため、シューティングゲームの時などは スペースキーが根元から折れて、バネの力で”びよよょーーん”と飛んで行く事もしばしば有りました(それだけハードの造りが甘かったんですねー)
その頃になると、私もBASICを大分覚えて本に投稿する様になっていたので、いつかはマシン語(16進数で書かれたコードでコンピューターが直接理解できる) を覚えて、ゲームでも創って一発当ててやろうと(苦笑)考えていました
関西の方に移り住んでも、MSX 2MSXターボRと買い換えたり、本などを買って勉強しましたが、あまりにもダラダラやっていた為 世間のハードとソフトは飛躍的に進歩して、ハードでは”DOS/V機”が出始め ゲームにいたっては個人では到底創れないレベルに なっていました。
世間がどうだろうと、9800シリーズやDOS/V機(当時はWINDOWS3.1)はアクションゲームには不向きだと思っていた私は、迷うことなく(迷えば良かった・・・) X68000を購入!したのであります
しかし悲しい事に、時代はC言語が主流になって来て アセンブラ言語(昔はマシン語でプログラムを組む時の主流だった) を目標に勉強してきた私には、全然理解出来ない!!(もともと頭悪いし)
そんな私に追い討ちをかけるように、マイクロソフト社はWINDOWS95を発売!そんでもって世間はDOS/V機主流 真っ只中で X68000は時代の波に飲み込まれていったのでした。
それで私も結局はWINDOWSユーザーの一人になった訳ですが、乗り換えて初めてDirectX(書くと長くなるので書きません)の存在に気づきました
結局はこのDirectXのおかげで、シューティングゲーム や ポリゴン なんかもガンガン動いちゃうわけで(もちろんハードによって誤差は有ります) C言語とDirectXでプログラムを組めるやつが一番凄い(と私は思っている)
いままで自分がやってたのは何だったのか!?と言う事になってしまいました。
しかし第一線で活躍している人たちは、そういう時代の流れを乗り越えて行ってるんですから、本当に尊敬します。
私は今ではプログラムの野望こそ薄れましたが、パソコンがないとやっぱり寂しいですから・・・ 毎日こそこそネットに繋いで楽しんでます
最後に、この内容を見て間違ってる所も沢山有ると思いますが(記憶だけで書いてるもんで・・)平にご容赦を。 また、どうしても納得いかーんと言う方は掲示板にでも書いて置いてください、できるだけ訂正します  以上