home>日向の國城館案内>綾町の城館

綾町の城館

町の情報/綾町役場

綾城
あやじょう

所在地 東諸県郡綾町北俣野首、字麓

築城者 綾氏

概要 別称、龍尾城。3つの郭に分かれていたらしい。足利尊氏の臣で後に伊東祐国の臣となった細川小四郎義門はこの地を領して綾氏を称し、この城を建てたと推察される(「日本城郭大系」)。1510年綾地頭の長倉若狭守は伊東尹祐の不興を買い、垂水城主の垂水但馬守とともに城に立てこもるが攻められて自害した(綾の乱)。のち伊東氏48城のひとつとなり城主は佐土原遠江守。伊東氏没落後、島津氏の臣、新納久時が入る。その後綾は薩摩藩の外城体制下に組み込まれた。

駐車場あり(無料)

雑感道々に案内看板もあり比較的わかいやすい。ただ、考証されていない模擬天守の建つ主郭部(綾国際クラフトの城)は入場料金が必要。

内屋敷城
うちやしきじょう

所在地 東諸県郡綾町南俣内屋敷、字古城

概要 綾城の支城ではないかと推定されている。

上中尾
かみなかお

所在地 東諸県郡綾町北俣北浦〜国富町深年

概要 木崎原の戦いの後、伊東氏の臣・肥田木某がここに入り肥後勢力の侵入を防いだ。

陣之尾
じんのお

所在地 東諸県郡綾町南俣陣之尾

垂水城
たるみずじょう

所在地 東諸県郡綾町入野城平

築城者 垂水氏

概要 別名、古城。伊東氏の家老垂水氏の居城。綾の乱の際、城主垂水但馬守は長倉若狭守とともに綾城に立てこもり攻められて自害した。

肥田木城
ひだきじょう

所在地 東諸県郡綾町入野前畑

概要 肥田木正連の居城。肥田木氏は島津氏の命で須木への道を押さえるため3人の子を鳶巣、竹野、媛野に配したという。

to page top

 

(c)1997-2008 日向の國中世の館 all rights reserved.