所在地 児湯郡木城町高城城山
概要 日向三高城のひとつ。1335(建武2)年、島津時久が新納院に入り新納氏と称した頃に築かれた。その後財部土持氏が領していたが、1457(長禄元)年の小浪川の戦いで財部土持氏が滅び伊東氏のものとなった。
その後伊東氏48城のひとつとなり、野村蔵人佐が城主となる。伊東氏没落後、島津氏の臣・山田新介有信が入る。
1577(天正6)年に大友の大軍に包囲されるが持ちこたえ、耳川の戦いで大友軍を壊滅させるきっかけを作る。また、豊臣秀吉の九州平定の際も、豊臣秀長軍に囲まれるが島津義久が先に降伏したため無血開城となる。かくして「落ちない城」伝説がうまれた。 |