ぶらぶら日付:(1997年7月)
「ぶらぶらMの国」は、宮崎県内のさまざまな施設や観光地・等を訪ね、宮崎の見所を独自の視点で綴る散策レポートです。 江平自転車歩行者道は日豊線宮崎地区連続立体交差事業(日豊本線:宮崎駅〜神宮駅区間)により生じた旧国有鉄道用地を利用し、宮崎市が平成8年度の都市計画道路事業「江平・瀬頭自転車歩行者道」として総事業費20億7千万円をかけて完成したものです。江平自転車歩行者道「ふれあい健康」「さわやか親水」「教育文化」の各ゾーンをさらに七ゾーンにわけ、さまざまな植物の植栽が行われ、噴水や人の通過を関知すると音の鳴るゲートやさまざまなモニュメント等が配されています。ゆとりとうるおいのある自転車歩行者道として、広く市民に親しんでもらうことが目的として設けられた公園道路です。 また、瀬頭自転車歩行者道は宮崎駅の南側、466mで、緑陰の確保とともに一年中花を楽しめるフラワーリレーゾーンとなっています。 先日の出来事をひとつ報告します。親水ゾーンをチビと散歩中、ひとりの小学生が犬を連れて散歩をしていました。ちょうど、すれちがい様に犬が排便しているところにでくわし、道に"フン"をコロコロと散らばらせています…。「このまんまだと、ちょっと厭だな〜?」と振り替えって見ると…その小学生はビニールの袋をポケットから出し十数個に散らばった犬の便をひとつ残らず拾いあげキチンと片付けていました。当然のこととはいえ「なかなか関心な子供だな〜?」と思って、少しいい気持ちにさせられました。 ●江平自転車歩行者道の略式地図〜 ●自転車歩行者道〜下原通線より見た親水ゾーン側の歩行者道 ●親水ゾーンのモニュメント〜夜間は水の内側からライトアップされます ●親水ゾーンのモニュメントにあるオブジェ〜バイオリンのオブジェです ●親水ゾーンのシンボル噴水〜夜間は水の内側からライトアップされます ●親水ゾーンのシンボル噴水の接近画像〜小さい子でも水に触れることができます ●親水ゾーンのシンボル噴水で遊ぶ子供たち〜 ●親水ゾーンで遊ぶ子供たち〜道が広いから安心して自転車でサイクリング ●自転車歩行者道〜下原通線より見たふれあい健康ゾーン側の歩行者道 ●風と音のゾーン"のゲート"〜人が通過すると音楽が流れます ●風と音のゾーン"の音のシンボル"〜たたくと音が出ます ●風と音のゾーン"の風のシンボル"〜風の風量と方向でいろんな動きをします ●風と音のゾーン"の時計"〜ステンレス製のシンプルな柱時計 ●風と音のゾーン"の植栽"〜植栽の全てに種類が明記されています ●ふれあい健康ゾーンの時計〜ちょっとおしゃれな柱時計 ●ふれあい健康ゾーンにある公衆トイレ〜体の不自由な方のことも考えられています ●ふれあい健康ゾーンの水飲み場〜たくさん蛇口がついてます ●ふれあい健康ゾーンのベンチ1〜ふつうのベチですが、ちょっとおしゃれ? ●ふれあい健康ゾーンのベンチ2こんなベンチもあります〜アスレチックベンチ ●「椿の小径」「ふれあいの小径」「彫刻の小径」「芸術の小径」は、次回UP予定。 それから数週間後。開設されてから日が経つとともに、この歩行者道のいたるところに空缶やゴミが目だってきはじめました。特に、「椿の小径」付近の腰掛けのあるあたりになると、ひどい状態です。それと、もうひとつタバコの吸い殻も随分と投げ捨てられているようです。小さな植栽のすき間を覗いてみると、結構沢山投げ捨てられています。実は私自信もタバコを吸うんですが、吸い終わって吸い殻を捨てるところが無く、チョッと困ってしまいました。「灰皿はどこ…?」そう思いながら、歩きながら探してみると吸い殻入れやゴミ箱はどこにもありません…。ゴミ箱や灰皿があると便利なのに…と思いましたが、返ってゴミが増えたりしそうな気もします。きちんと、吸い殻入れやゴミ箱があったほうが良いのか?それともこのまんまの方が良いのか…?結局、吸い殻はポケットに押し込み持ち帰りました。それにしても、犬のフンをキチンと始末できる少年がいるのに、タパコの吸い殻を投げ捨てたり、ゴミを放置したままにしていく大人がいることは非常に情けなく恥ずかしいことです。 次回、改めて歩行者道のゴミ問題に焦点をあててレポートしてみたいと思います。 |