いもがらぼくと (宮崎市地方)
1)腰の痛さよ 山畑開き
春はかすみの日の永さ
焼酎五合の寝酒の酌に
おれも嫁女(よめじょ)が欲ゅなった ヤレ
貰ろた もろたよ いもがらぼくと
日向カボチャのよか嫁女(よめじょ)
ジャガ ジャガ マコチ エレコッチャ
2)鞍の菜の花 ヒャラ ヒャラ ヒャッと
七ツ浦から赤毛布(あかげっと)
可愛い嫁女(よめじょ)はシャンシャン馬で
今年しゃ田植も二人づれ ヤレ
貰ろた もろたよ いもがらぼくと
日向カボチャのよか嫁女(よめじょ)
ジャガ ジャガ マコチ エレコッチャ
3)種子は万倍 とり入れ日和
まこち目出度や出来秋の
飲みにござれや祝いの酒を
婢(かか)も珍らしゅ長着物(ながぎもん) ヤレ
貰ろた もろたよ いもがらぼくと
日向カボチャのよか嫁女(よめじょ)
ジャガ ジャガ マコチ エレコッチャ
4)ヤイヤ 霧島大雪ぢゃがい
大根(だいこ)千切 手が痛や
俺も来年(でねん)はすぐ人の親
きつや辛やと言うちゃおれん ヤレ
貰ろた もろたよ いもがらぼくと
日向カボチャのよか嫁女(よめじょ)
ジャガ ジャガ マコチ エレコッチャ
E-mail=zzz@po.cmp-lab.or.jp
Copyright 1996 A.YAMADA All right reserved
Last Change